ビタミンCが豊富で、美容にも健康にもよく、そしておいしいグレープフルーツ。
このグレープフルーツの食べ方というと、ヘタに水平に二つに切って、砂糖をかけて、スプーンで食べる、という食べ方が広まっています。
私も子供の頃はそうやって食べていましたが、せっかくの果肉を綺麗にはがして食べることができなくて、何だかもったいない食べ方のような気がしていました。
かといって、みかんよりもずっと厚いグレープフルーツの皮をむいて、一房ずつ食べるのはもっと大変…。
包丁を使っても、なかなか綺麗に皮をむくことができないのですが、
実は、グレープフルーツまるごとをお湯で茹でちゃうと、簡単に皮がむけるようになるのです。
方法は超簡単。
①熱湯でまるごと3分茹でる。
②氷水で5分冷やしてから、むく。これだけです。
お湯で茹でると皮が薄くなって、皮にくっついていた白い綿のようなものも簡単にはがれるようになります。
果実を包んでいる薄皮も向きやすくなるので、缶詰のグレープフルーツのように食べやすい、生のプルプルのグレープフルーツが簡単に用意できます。
これは、茹でることによって、皮の内側にある白い部分に含まれるペクチンが分解されて、皮と果実がはがれやすくなるからなんだそうです。
熱湯で茹でても、ビタミンCは破壊されずに残っているので安心です。
おまけに、茹でることで、酸味や苦みが減少して、甘みが強くなります。
それから、グレープフルーツは、まんまるのものより、少しつぶれた感じの楕円形のものの方が糖度が高いそうです。
グレープフルーツを買う時は、是非参考にしてください。