正月が近づいてくると、それぞれの家で正月飾りが見られるようになってきます。
しかし、若い夫婦などは正月飾りなどがどのような意味があるのかなど、意外と知らない場合も多くあります。
そもそも正月飾りは新しい年の神様を迎え入れるためのものです。
そのため、新年を迎えるまでに行う必要があり、多くは26日~28日の間に行うことが基本となっています。
29日は縁起が悪い日とされているうえに31日では一夜飾りと言って神様に失礼と考えられているからです。
飾るものについては、
- 門松やしめ飾り、
- 破魔矢、
- 鏡餅
といったものが一般的に知られている代表的な正月飾りです。
門松は神様が空から降りてくる際の目印となるように門につけ、しめ飾りは神様を迎え入れられる清浄な場所を表すために玄関ドアにつけます。
現代では門のある家が少なくなってきていることから、門松を見ることは少なくなってきています。
また、この2つ以外の破魔矢や鏡餅は家の中に置くこととなります。
破魔矢は神様を敬う気持ちを込め見上げて拝むことができるように目線よりも高い位置に置くようにします。
鏡もちも神様のお供え物としては最高とされていることから、家族が集まる居間などにおくことが一般的です。
現代の状況にあると、昔とは違う場面もありますが、基本的な考え方は知っておくことが大切になります。
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