柿は日本人には親しみやすい果実で、一般のご家庭でもよく実を付けた柿の木を見つけます。
特別な手入れをしなくても一度実を付けると毎年沢山実がなるので楽に収穫できます。
【焼酎で渋を抜く】
渋柿を用意する。
平たい形の柿が良いです。 焼酎を用意する。
スーパーのお酒売り場や、お酒専門の量販店などで柿の渋抜き用の焼酎を売っています。
小皿に焼酎を注いで柿のへたの部分を付けます。
柿を逆さまににしてぴたぴたと2度ほど浸す程度です。
この時余分な焼酎を拭き取ります。
皮に焼酎が付いたままで放置すると柿が柔らかくなって腐ってしまいます。
ビニール袋に入れて密封しますが、密封がうまく行かないと渋が抜けません。
簡単に確実に渋を抜くためには1個ずつサランラップに包むのが良いです。
きちんと一個ずつラップに包みまとめて大きな袋や箱に入れて密封します。
1週間程度で渋が抜けます。
ポイント
1.へたを焼酎に付ける
2.サランラップで1個ずつ包んで袋、又は箱に密封する
3.1週間ほど置く
【干し柿を作る】
干すと縮むので先の尖った大きめの柿が良いです。
紐で吊るせるようにへたに枝が付いた状態で用意します。
枝が取れてしまった時は串を刺します。
皮をむきます。
2-3個ぐらいを1本の紐に結びます。
紐は新聞や雑誌を梱包するときに使うようなビーニールの梱包用のもので十分です。
柿と柿の間は感覚を取り接触しないようにします。
接触するとカビが生える原因となります。
大きな鍋にたっぷりとお湯を沸かし沸騰したら5秒程度柿を付け殺菌します。
これもカビ予防。
柿と柿が触れないようにして風通しの良い場所に干し、2週間程度干すと食べられます。
1か月から1か月半と長く干すと保存がきくようになります。
ポイント
1.大きめの柿を選ぶ
2.柿と柿は接触させない
3.柿を沸騰した湯に5秒ほどつける
4.風通しの良い雨の当たらないところに2週間ほど干す