原付バイクを廃車にするのにかかる費用は、回収費用のみとなります。
この回収費用とは、原付本体を廃棄する場合に、自治体指定の回収業者にまで運ぶ運搬料金です。
バイクを勝手に廃棄すると不法投棄に当たるため、自治体が指定する廃棄二輪車取扱店に回収を依頼するようにして下さい。
また、もし、手続き代行を行政書士等、代書屋さんに依頼する場合は、1万円程度はかかってしまいます。
安く済ますためにも、手続き自体は簡単なのでご自身で行いましょう。
その手順をこれから掲載して行きます。
バイクを解体する場合も、引越しなど一時的に廃車手続きをする場合もやり方は同じです。
まず最初に行く手続き場所は、現在の原付バイクを登録してある区・市役所です。
必要書類は、
- ナンバープレート
- 印鑑(シャチハタ以外)
- 身分証明書
- 標識交付証明書
をそろえて、役所で軽自動車税申告兼標識返納書という申請書に記入・捺印で廃車完了です。
(標識交付証明書とは、バイクの持ち主を特定するための書類ですが、原付バイクはそれほど厳しくないため、紛失の場合でも手続きは可能です。)
もしも、バイクを解体せず、また今後乗る予定(引越しなど)がある場合なら、必ず役所から廃車証明書をもらい、次回の登録時まで大切に保管して下さい。
この廃車証明書を紛失すると、登録が出来ず、書類なしバイクとなり再登録や売買が困難になるため注意して下さい。
引越しする場合も、一度廃車登録を行い、新居先で新たに再登録しないといけない決まりがあります。
その場合の必要書類も、上記で記した書類と同じで、標識交付証明書の代わりに廃車証明書を持って行きます。
すると、その登録した自治体から標識交付証明書を発行してもらえます。
また、原付バイクを解体し廃棄する予定がある場合には、必ず買取査定をして売れる店舗が無いか探す事も重要です。
バイク廃車前に試したい事
(廃車前のバイクでも買取が出来る業者を探す為にお役立て下さい。さらにバイクの廃車方法も詳しく掲載中です。)
これからは引っ越しシーズンになるため、引越し時の手続き方法についても掲載しておきます。
もしも、引越し前の役所で手続きを行うのを忘れた場合は、引越し先だけで登録する事も可能です。
手続き方法は、新居先の役所に行き、再登録手続きを行えば、旧居先の廃車手続きは、新居先の役所が行ってくれます。
ただし、廃車手続きのみを新居先の役所で行う事は不可となっており、この場合は、郵送による手続きを旧居先の役所にお願いする事になります。